今日はタクシーをチャーターして、インダス川の下流地域の下ラダックへ。
スケジュール
7/14 13:30 レーを出発
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道中でランチ
14:00 インダス川とザンスカール川の合流点
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15:00 アルチ・ゴンパ
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17:30 ラマユル・ゴンパ
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20:00 ホテルへ帰宅
インダス川とザンスカール川が出会う場所
お昼過ぎにレーを出発。タクシーの車窓から見る景色も最高です。
何よりバイクのように風を受けないので疲れません。快適だわー。
川の近くには緑があります。
川を離れると、水気のない乾燥地帯になります。
この白い物は「チョルテン」と言う仏塔です。
「チョルテン」は、高僧の遺物などを収めるためのものだそうです。
チベット文化圏特有の景色ですね。
40分ほど山道を上がると、インダス川とザンスカール川の合流地点につきました。
これがあのインダス川か。猛々しい。
雨季なので茶色いですが、これもまた大陸っぽくていいですね。
インダス川は、インドという国名の由来になった川です。
「インド」という国名はインド人が名乗ったものではないそうで、
インドの人々は自国を「Bharat(バーラタ)」と思っているそうです。
ラーマヤーナ、マハーバーラタなど、インドの古い物語では、インドという国は「バーラタ」と書かれています。
川の合流点は大きなエネルギー同士がぶつかる場所なので、腹の底から突き上がるような感覚があります。
「うおーーーー!」と叫びたくなる感じ。
これは写真じゃ伝わらないかな。
気軽に「行ってみてね!」とは言えませんが、ぜひ実際に行って体験してみて欲しいです。
さぁ、次行ってみよう。
アルチ・ゴンパ
仏教美術の宝庫と言われるアルチ・ゴンパへ。
スムチェクというお堂の中には、5メートルほどの菩薩が三体いらして、色彩は、金、青、赤を基調とした重みのある色。
お顔立ちも、ラダックの仏像はタイの仏像っぽいなと思っていましたが、ここははっきりと違いました。
妖艶で、奥行きがあり、細部まで華々しい。仏像としての高貴さや神聖さもありながら、美術品をみているような感覚でした。
びっしりと書かれた壁画も素晴らしくて、吸い込まれそう。
私はこの壁画はキレイに保存されていると思いましたが、近くにいた方が「10年前に見たときと全然違う。だいぶ劣化したなぁ」とぼやいていました。なので、数年すると、今とは全く違った趣になっているのかも知れません。
美しいものも、時とともに変化します。出会いは一期一会ですね。
残念ながらここは撮影禁止。でも、写真より実物見た方が絶対に良いので、行った時のお楽しみにしましょう。
チャイとクッキーで休憩
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