レー到着3日目くらいから、遠出を始めます。
行き方は、乗合バス、公共バス、タクシーなどが一般的ですが、私はバイクをレンタルしてひとっ走りしてきました。
レーの風を感じて、インダス川と並走すると、五感の全てでラダックを味わうことが出来て最高に気持ちがいいです。
ただ、空気がとんでもなく乾燥しているので、保湿クリームを塗りたくって、メットで顔まで完全に覆う必要があります。
シェイ・ゴンパ
レーの街から15キロほどの所にあります。
10世紀頃、ラダックを最初に統治した王ラチェン・パルギゴン王が王都に定めた、王家ゆかりの地。
17世紀ごろ、デルダン・ナムギャル王が父センゲ・ナムギャル王の供養のために建てた王宮です。
ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトルチベット 山本 高樹 著 参照
目の前は池というか、湿地帯が広がります。
牛もちらほら。
参拝に来ていた地元の子供たち
この日は晴天。
青い空に五色のタルチョがはためき綺麗です。
※タルチョとは、チベット仏教圏で見られる五色の旗のことです。
五色はこの世を構成する五大要素を表しています。
青=空、白=風、赤=火、緑=水、黄=地
かわい子ちゃん。暑くないのかな?
私はノースリーブでも汗だくです。
マニ車を回して御堂に入ると、10メートルある釈迦牟尼がいらっしゃいます。
壁画はとても迫力があり、話しかけてくるようです。
大変失礼かと思いましたが、祈りを捧げる方達を撮らせていただきました。
お祈りは五体投地です。
ティクセ・ゴンパ
さらに4キロ先へ行くと、ティクセ・ゴンパがあります。
いかにも「ゴンパ」な佇まいで大きく、遠くからもよく見えます。
15世紀頃に健立されたそうですが、現在も多くの僧侶が在籍し、ゴンパ内には学校もあるそうです。
途中にはマニ車があり、回していると僧侶が優しく声をかけてくれ、一緒に登ってくださいました。
大きな階段を登ります。
登りきると、高さ15メートルの弥勒菩薩が居られます。圧巻。
たくさんある小部屋も見所いっぱいです。
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ラダック旅行記 2019 ⑤ へミス・ゴンパ
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