休み時間には周囲の村に散策へ。
大自然の中道なき道を行く、大人の夏休み。
ここは北インド、ウッタラカンド州にあるヨガの聖地リシケシの街中から車で30分にある小さな村です。
川と深い森に囲まれたこの地域では、孔雀、鹿、猿、トラなどが生息しています。
夜にトラが家畜の牛や山羊を食べてしまった、なんてこともよくある話です。
※トラが人間を襲うことはほとんどありません。
村散策では、アシュラムの畑も通ります。
「さっき食べたクッキーはこの小麦から出来ているんだよ」
「毎日頂いているミルク、ヨーグルト、バターは、この牛からもらっているんだよ」
「これを剥いて乾燥させたら胡麻になるよ」
「これがターメリックだよ」
いつも頂いているごはんが、どんな風に育っているのか、お散歩は食育にもなります。
そして、ヒマラヤあるある
「この木の皮は潰してシャンプーになるんだよ」
「この木の種はヘアトリートメントになる」
「この木の実を潰して粉にしたのを赤ちゃんの肌に塗ると毛が生えなくなる」
など、ヒマラヤで生きたアーユルヴェーダの知恵をラナ先生が教えてくれます。
自然は、生きた知恵を体験する最高の学びの場です。